みなさんこんにちは。むーらんです。
今回はまた魅力的な中古スマホについての話です。
2011年にauから発売された『REGZA Phone IS11T』です。
以前紹介した『IS01』や『IS02』とは異なり、型番の最後にアルファベットが付いています。元々『IS』というブランドでauが出していたモデルの1機種目、2機種目という風にナンバリングされていたのですが、『IS06』というモデルが出た後にメーカーのイニシャルを付ける風に変わりました。
今回紹介する『IS11T』のTは東芝のことを指します。『REGZA Phone』でもピンとくる方はいたかもしれません。より正確に言えば、富士通東芝モバイルコミュニケーションズと言います。
例によってauのホームページ上からは消えていますが、メーカーホームページには残っています。
http://www.fmworld.net/product/phone/is11t/
この機種の最大の特徴は、スライドするとQWERTY配列キーボードが出てくることです。同時期にdocomoから出ていたblackberryスマホと近いですが、こちらは不要な時はスライドをしまうことができ、普通にタッチパネルのスマホとして使うこともできます。
この機種のベースとなっているのは『IS04』と呼ばれる『REGZA Phone』の後継機なので、第2弾という扱いです。『IS04』は様々な伝説を生みだした迷機中の迷機(悪い意味で)なので、この機種の期待はそこまでは高くなかったかと思います。
実際にこの機種の場合、auのプリインストールアプリが非常に多く、本体容量がほとんどない状態で使う必要があり、スマホでゲームをしたりするのはほぼ難しい状態で売られていました。また、スライド式のキーボード搭載のため重量も非常に重く、187gという重さです。特殊な形状のため防水機能にも非対応です。
スマホ自体ののスペックもですが、OSであるGoogle自体がまだ安定していなかったAndroid 2.3であることもあり、なかなか使用には厳しいスマホだったと思います。
ですが、中古で端末だけ買うのであればその限りではありません。Wi-Fiで動かすだけであれば維持費はかかりませんし、何よりメインで使うのでなければ面白いと思います。
もっとも、auのISシリーズのスマートフォンは特殊な通信規格のため、今話題の格安スマホ回線を使うことができません。格安スマホ回線を使えるのは4G LTE以降のモデルとなりますが、ISシリーズは3Gであるため利用ができないのです。
このあたりはまた機会があれば書いていきたいと思います。
以上です。お読みいただきありがとうございました。
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