2018年5月24日木曜日

魅力的な中古スマホ~IS01~


 みなさんこんにちは。むーらんです。

 今回からいよいよ中古スマホやSIMフリースマホについて書いていきます。

 記念すべき第一台目はauの最初期のスマホである『IS01』です。






 こんな見た目ですが、スマートフォン(電話機能あり)です。どうやって電話していたのでしょうね。

 auのホームページ上には既に存在しませんが、SHARPのホームページ上にまだ載っています。

 http://www.sharp.co.jp/products/is01/

 気になるスペックなのですが

OSAndroid 1.6、ワンセグあり、FMトランスミッターあり、赤外線あり、おサイフケータイなし、トラックボールあり。液晶は約5インチ、5列のQWERTYキーボード搭載。カメラ画素数527万画素、サブカメラ43万画素。

という今では信じられないような数字です。Googleのアプリをインストールできるストアがプリインストールされていましたが、残念ながら利用不可になっています。(AndroidマーケットがAndroid 2.1以前をサポートしないため)

 ですが、当時は4インチにも満たないコンパクトなiPhoneが発売していた当時に、はっきり言って5インチのスマホは異質です。

 そのあたりはauも分かっていたようで、パケット通信と通話をしなければスマホ本体代金と電話回線維持費を0円にするという方法で文字通りばら撒いていました。(ユニバーサルサービス料がかかるため、当時は最安で月額8円で維持できました)早い話が、これで電話をするというのではなく、携帯電話と『IS01』の2台持ちを狙ったのだと思います。

 補足しておくと、電話を使う場合は購入時の箱に同梱されていた平型のマイクを使って通話することができます。正直、はたからは電話で話しているようには見えません。

 ですので、このスマホは電話機能をメインに使ってもらうためではなく、ネット通信をしてもらうためのものだったと思います。そういう使い方をした方も多かったでしょうし、節約志向な方はWi-Fi環境のみで使ったり、中に入っているSIMカードを抜いて物理的に通信ができないようにして使っていたそうです。

 最近だとMVNOいわゆる格安スマホ会社が活況で、古いスマホにSIMカードを差して通話や通信ができる体制も整ってきました。

 ですが、この『IS01』を含む『ISブランド』というスマートフォンシリーズは、LTEではなく3Gという古い通信規格のため、今流行りのMVNOを利用することができません。

 ただ、Wi-Fiにつなげば今でも通信することはできるにはできます。

 ですが、Android OSが古すぎるため、YouTubeなどの動画系サービスは一切利用不可ですし、セキュリティの面でも非常に危ないのでやってはいけません。

 今では唯一まともに動く機能はワンセグ視聴のみとなっています。

 イヤホンジャックもないので、普通にモノラルスピーカーで聴くか、Bluetoothヘッドフォンで聴くことができます。

 ワンセグのアンテナ感度がとても強いので、テレビ専用機としてはなかなか使い勝手が良かったりします。

 通常のスマホとは異なり、角度なども自由に調節できるのもいいところです。

 このスマホは2年ほど前に秋葉原へ行ったときに3000円ほどで買いました。いい買い物だったと思います。

 以上です。お読みいただきありがとうございました。

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